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3日目:モンジュイック&カタルーニャ音楽堂(フラメンコ鑑賞)(その4)

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3日目は(その4)へ突入... サンタ・マリアデルマル教会見学後、フラメンコ鑑賞まで時間があったのでカタルーニャ音楽堂近くで夕食を済ませることにした。 バルセロナ市内でみかけるチェーン店らしきクレープ屋さん Creps Barcelona - Via Laietena に立ち寄る。店内はほぼ満席で賑わっていました。隣席との距離が近く、やや騒々しかったですが、店員さんも親切でガレットも美味しかったので全体的に良いお店でした。 この日4食目で大きめのガレットをいただく 腹ごしらえを済ませ、フラメンコ会場となるカタルーニャ音楽堂へ。 中に入って気づきましたが館内にもカフェがありました。ここで開演まで過ごせばよかったな。次回そうしよう! 館内の証明も1つの芸術品ですね ロビーは観客でごった返していましたが座席までは特に問題なくスムースにたどり着きました(一番前の一番端、というアプローチしやすい席だったため)。 最前列から観客席をながめた様子 舞台上部のパイプオルガンや舞台上の彫刻1つ1つが秀逸 チケット予約したときから懸念していた最前列の端っこからの眺めですが、結果として◎でした。残り物に福でした、申し分なしです。出演者の汗や息づかいがすぐそこまでやってきます(何も飛んでこないのでご心配なく)。ソロパートで終盤辛そうなタイミングで演者から漏れてきた声などは実際に聞くことができました。最前列おすすめです! 最前列で観るとこんな具合です Gran Gala Flamenco を鑑賞しました。 以前セビージャを訪れた際には観るチャンスがなく、今回が初フラメンコ鑑賞となります。出演者はわかる範囲で以下のとおりです。 役目 お名前 印象 bailaor ダンサー(男性) Nacho Blanco 小柄ですがカッコイイ。ソロのステップが痙攣一歩手前みたいになっていて凄かった bailaora ダンサー(女性) Eli Ayala 目力すごくて他の女性ダンサーとはキレが一段違う感じだった bailaora ダンサー(女性) Marina González 若々しく元気いっぱいでした bailaora ダンサー(女性) 次代を担う若手のホープのように見えました ...

3日目:モンジュイック&カタルーニャ音楽堂(フラメンコ鑑賞)(その3)

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歩き回った後なので糖分補給!うまい バルやカフェでの注文も慣れてきて、2店目のチュロスを頂きました。お店がオシャレでピカピカ。表現力が乏しくて申し訳ないですが、金色を基調とした宝石店のような店内はイートインとテイクアウトのお客さんで賑わっており、ちょうどよくカウンターが空いたので座って休むことができました。1件目のチュロス?ホットチョコラテ?(Faborit café)はバケットだったので、正確にはこちらのお店でのチュロスがスペインでのお初となります。どっちも好きです!バケットのほうがチュロスに比べ油分が少なく、比較的アッサリしていて沢山食べられそうです。でもチュロスはお砂糖(or粉砂糖)がまぶしてあって、非常に魅力的でもあります。なやましいです。 腹拵えをしたあとはサンタマリア・デル・マル教会を訪ねました。大航海時代の船乗りたちの安全を祈るために建てられた教会とのことです。 火事で焼けた跡を今もなお色濃く残す教会天井部を見上げながら、荘厳な感じのステンドグラスに無宗教な私ですら神々しさを感じます。柱がそびえ立ち天井の高さが際立ち、煤けた天井により暗さが増していることで、ステンドグラスがより一層映えています。このステンドグラスの中にFCバルセロナのロゴがあるそうです。見つけられるかな? 横方向にはそれほど大きくないので高さ際立つ 冤罪の青年を救ったといわれる入り口のマリア像 音声ガイドによると、このマリア像には逸話があったのですが記憶が定かじゃない。殺人犯に疑われた青年が市中引き回しにあった際、サンタマリアデルマル教会前を過ぎようとしたタイミングでそれは起きました。入り口のマリア像が青年の方に顔を向けて、微笑んだのです!(涙を流した、だったかも)。なぜか、そのおかげで青年の疑いは晴れて救われた!というエピソードです。お立ち寄りの際には、ぜひ入り口上部のマリア像を見上げてみてください。そのお顔を実際に見れば、やや強引とも言えそうなそのエピソードも腑に落ちるかもしれません。 とても荘厳です こちらにFCバルセロナのロゴが! 路地で出会ったわんこ。かわいい サンタマリアデルマル教会見学後は、フラメンコ鑑賞に備えてカタルーニャ音楽堂方面へ移動。その途中で路地をゆっくり散...

3日目:モンジュイック&カタルーニャ音楽堂(フラメンコ鑑賞)(その2)

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バスで一路ゴシック地区へ移動します。今回のバルセロナ滞在を通して至った結論は、「移動は路線バスが一番いい」です。市民の足だし、怪しい人いないし、主要なスポットはバスで結ばれているし、外を見ながら移動できるし、等など良い事ばかり。 バスの運転も丁寧でした  洗濯物が建物の間に干してある絵に書いたような風景 暑すぎず寒すぎず散策にはちょうど良い気候でした。 上の写真のような住宅もあれば雰囲気の良いレストランやバル、カフェも沢山あり、ガイドブックに載ってるお店以外にも開拓のし甲斐がありそうですが、住まない限り時間が足りなさそう。  蛇口付き街灯 ボルン地区をさまよっていると急に開けた広場にたどり着きました。ここは昔ボルン市場があった場所。市場自体は1970年代に閉鎖されて、しばらくの間閉鎖された建物が残されていたとのことです。いろいろあった末に市民の図書館として再出発しようとした矢先、現場から遺跡(1700年頃のバルセロナの街跡)が発掘されて、さらにひと悶着あったようです。最終的には遺跡を整備してボルン・カルチャーセンターとして生まれ変わった施設とのことです。建物は市場時代のものを利用しているようで屋根が高く、黒いスチールのフレームと再整備された近代的な設備が融合して、ひと休みするのにもちょうどいいかと思います。 El Born Centre de Cultura i Memòria前の広場 ボルン・カルチャーセンターの先には、バルセロナでサンツ駅に次ぐ、列車発着数となるフランサ駅がありますが、ここは建物に見応えがありました。サンツ駅は現代建築ですが、こちらは1929年のバルセロナ万博時代に改装されたままとあって、私が個人的に抱く「ヨーロッパの歴史ある駅舎」みたいな趣があって素敵な場所でした。 Estació de França構内 Estació de Françaプラットフォーム シウタデリャ公園ではお祭りがやってました。今回で22回目となるアースデイ祭(Fira pel Dia de la Terra)とのこと。動物保護や健康をテーマにいろんな露天が軒を連ねていました。そこら中のテントで老若男女が寝そべって気功やら整体やらを受けてました。 ...

3日目:モンジュイック&カタルーニャ音楽堂(フラメンコ鑑賞)(その1)

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3日目は あいにくの雨スタートでした 地下鉄&フニクラでモンジュイックの丘へ モンジュイック近くの気持ちの良さそうなレストランへ ゴシック地区、ボルン地区を街歩き 夜はカタルーニャ音楽堂でフラメンコ鑑賞 朝食 Faborit café 昼食 La Font del Gat おやつ La Xocolateria 夕食 Creps Barcelona - Via Laietena この日は残念ながら小雨ぱらつく肌寒い中での観光スタートとなりました。 朝食は前日チュロスを食べたカサバトリョ横のカフェを再訪しました。 店内は程よく混んでいて、とても良い雰囲気。サラダバーとパニーニ&野菜ジュースをオーダーし食物繊維摂取に励みました。 野菜不足ガチだったので補給!  ここでちょっとした交流がありました。ちょうど隣に座っていた中年のご夫婦に話しかけられた。「中国人かい?バルセロナまでどのくらいかかった?」と。どうやら中国人に見えたらしい。日本だよ遠いぜ疲れたよオシリ痛い、等々会話し、互いの旅の幸運を祈りつつお別れしました。ベルギーから4日間のバケーションだそうです。ブリュッセルーバルセロナ間は2時間だそうですよ、いいなぁ。 モンジュイック城へは地下鉄とフニクラで難なく行けました。 丘の上&海辺ということで寒い! 見晴らしはこの上ないですが寒い! 天気のせいか、広いせいか、人も少なめでした。 丘から港を一望 丘から市街を一望 本来はモンジュイック城周辺を景色楽しみながらゆっくり過ごすのが正しい楽しみ方かと思われるのですが、風と雨をしのぐために城内へ逃げ込む。牢獄として利用されていたようですが、今では各部屋がギャラリーなどの多目的スペースとして貸し出されていたりして利用されているみたいです。  ダンジョン感漂う モンジュイックから引き上げるころには雨も上がり青空も見え始め天気は好転! これでランチも気持ちよく頂けそうです。  カタルーニャ国旗たなびく 緑も青々としてきましたが寒さで体力奪われ引き上げる モンジュイック城から少し下ったところにバス停があるので、そこからお目当てのレストラン最寄りのミロ...

2日目:カサ・バトリョ、ラ・ペドレラ、ダービー観戦(その2)

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屋上でのPhoto Sphere カサミラもカサバトリョ同様、直前にチケットをネット予約してすんなり入場可能でした。こちらも漏れなく音声ガイドが付いてきます。 こちらは現在もお住まいの方がいます。そのため見学範囲は絞られており、屋上がメインといった感じ(素人なのでいろんなポイントを見落としているとは思いますが^^;)。午前中から一転して風と雲が出てきて、残念ながら屋上では肌寒くなってしまったほど。  エントランスホール  エントランスホール吹き抜けにオブジェ?が 室内もカサバトリョほど明るくなく、やや閉塞感あって、あまりゆっくり過ごすことなくカサミラを後にしました。カサバトリョより、ずっと資料館ぽい感じでしたね。 ちなみに2Fにカフェが併設されているようで、カサミラへ入場しなくても立ち寄ることができそうに見えました。訪ねるチャンスは今回ありませんでしたが、次回は是非ともチェックしたいです。  バルコニーの柵がすごい 残りは本日の(個人的には)メインイベントであるバルセロナダービー観戦へ! 初めての地下鉄でいざRCDエスパニョールの最寄り駅であるCornellà Centre駅へ。 地下鉄構内や社内には、確かに少々怪しげな人はいました。パッと見た感じで挙動不審、視線不自然な人からは遠ざかったり、しばらく目線を合わせたりして、存在を認識していることを伝えてあげたりすると、フェードアウトしていきました。それでも地下構内や社内では、カバンは前に抱えて対策はバッチリです。ちなみに現地で編み出した効果的?というか安心感ある対策としては、現地の親子連れを見つけて、その近くで過ごす、という子供の近くというサンクチュアリ的領域を利用した巧妙な作戦も合わせて実践してました。 そんなこんなで、特に問題なくCornellà Centre駅「までは」到着。 駅からスタジアムまでは徒歩15〜20分ほどありましたが、道に迷う心配がないほど人の流れがあったので流れに身を任せれば目的地につけました。 ただしスタジアム近くの路上で問題が発生! ダービーだからか、いつもなのか、知りませんが、一部(かなり大人数ですが)の酔っ払ったサポーターたちが発煙筒焚いて爆竹ドンド...

2日目:カサ・バトリョ、ラ・ペドレラ、ダービー観戦(その1)

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観光1日目からやや詰め込みました ホテルの近所であるカサ・バトリョとラ・ペドレラことカサ・ミラを1日かけてじっくり見る お昼ご飯を地元で評判(らしい)のお店まで街歩きする RCDエル・プラットスタジアム(カンプノウより遠い。電車で一本だけど)で行われる夜9時キックオフのサッカー観戦 朝食 ホテル お茶 Faborit café 昼食 La Pubilla 夕食 スタジアムの売店でサンドイッチ 6日間の滞在のため、初日はのんびりホテルで朝食を頂きました。コンチネンタルでしたが量多め塩分多めで毎日摂ったらイケなさそうな朝食でした(2日目以降は街のカフェで頂きました)。 お腹を満たし、カサバトリョへ カサバトリョはチケット売り場が混んでいたので、現地にてチケットをネット手配して入場。この時期バンクホリデーとも重なってハイシーズンであったようですが、それでも「ネット予約が売り切れる」というほど混んではいませんでした。 結果として私たちがまわったバルセロナ主要観光地の中で最も楽しい&気持ち良いスポットでした。どこのスポットでも同じかとは思いますが、天気が良かったのも大きな理由の一つと思います。外光が部屋に射し込む様子やステンドグラスの色合いなどは曇りだったら今ひとつだったことでしょう。 見学中の建物内 建物内の吹き抜け 建物内はタイヘン混んではいたのですが、入場者に漏れなく貸し出されるAR端末によるガイドで人混みが気にならずに装飾等が的確に楽しめました。このガイドのおかげで来場者も建物内で注目すべき箇所がハッキリ知ることができ、建物内がワチャワチャせずに秩序があったのだと思われます。またガウディの思惑通りか、建物内の空気も人混みの割に気になるほど悪くなく快適でしたよ。中庭と屋上がやはり一番気持ち良く、時間が許せば一日中のんびり過ごせそうです。 AR端末利用中の様子 全日程を通して天気はこの日がピークでした  屋上でのPhoto Sphere カサバトリョをまわった後は、すぐとなりのカフェへ。 チョコレートが売りのお店でテラス席にて本場のチュロスを初めて食べました!うまい!好き!危険! 蛇口からチョコが! バルセロナ...

1日目:バルセロナへ

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往路フライト記録 FlightAwareより 新宿バスタへタクシーで移動 そこからリムジンバスで一路羽田空港国際ターミナルへ ここで自動出国手続きなるものが! 予め手続きがいるようですね。覚えておこう φ(..)メモメモ 空港は朝早い&連休スタート1日前ということもあって空いていて◎ 日本食とのしばしの別れ、ということで吉野家でヘビーな朝食をとる 往路は窓側をチョイス 通路側の外国のお姉さんは富士山に登ったことがあるとのこと(機内から富士山見えた時に話題に)。席周辺を散らかし放題でした^^; 近頃クセになったのか往路の長時間フライト着陸時に猛烈な眉間の痛みに襲われるのでした。 ヒースローでのトランジットは3時間ほど余裕あり。ターミナル3へ移動したがヨーロッパ圏への乗り継ぎターミナルだからか質素&小振りな感じ。この時間を利用してカフェでご飯を食べる。ここ12時間でさりげなく4食目である。満腹感と共にバルセロナ行きのフライトゲートへ。今度ヒースローに来るときは是非ともロンドンの街を観光してみたい。 ロンドンーバルセロナ間は食事も出ずのんびり過ごす。日本時間だと夜中なので疲れも溜まってきましたよ 無事にエル・プラット空港に降り立ち、本日残すは空港でのSIMゲットと空港バスに乗って市内へ移動、からのホテルまでの徒歩移動です。 SIMは空港の電気屋さんで買ったわけですがパケットが少ない容量の安いSIMを取り扱ってないとのことで30ユーロほどの大容量SIMを買う羽目に。ここはひとつ我慢して市内で買うべきでした。とほほ ホテルまでの移動は夜間になったわけですが街は夜はこれからだよ、と言わんばかりに、にぎにぎしていて治安面での心配は一切無用でした。が予想に反して寒くて寒くて驚く。 バルセロナ到着直後ホテルまでの道中でパシャリ 部屋は通りに面していない2階の部屋でしたが、おかげで滞在中は静かな夜を過ごせました。 ホテル到着後、近場で夕飯済ませる計画でしたが、そんな体力的余裕はなく、シャワー浴びて気絶したように寝ました。 いよいよ次の日からバルセロナでの生活がはじまります!

0日目:準備

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今回の旅行は全て自身で手配する形にした。 同等のパック旅行を手配した場合にどれほど金銭的に浮いたか、については後ほど振り返ってみたい。 ガイドブック購入 以下の2冊を購入しました。 1冊目は定番の「地球の歩き方」。バルセロナの基礎知識が少なかったので勉強するのに役立ちました。旅行期間中はそれほど活躍しなかったです。回った観光スポットがド定番だったので。 2冊目がバルセロナ在住の方が作ったガイド本です。ご飯やおやつは主にコチラにおせわになって、ハズレ無しの大満足な食べ歩きがおかげさまでできました。感謝 こちらの本を飾っているレストランもあったくらいなので人気なのかな。おすすめです 参考サイト 以下の方をフォローさせて頂きました。大変参考になりました。 Tweets by Office_Hill 行き先決定 しばらく日本を離れる予定のため、遠目の旅行先を選定した。ヨーロッパである。 地政学的にも安定とは言えないなか、あまり冒険せずに、欲張らずに過ごすをテーマにいくつか候補地を挙げてみた。 バルセロナ クロアチア チェコ フランス オランダ 結果として バルセロナ に決めたわけですが、理由は以下の通り。 バルセロナ 観光地として完成しているため、過ごしやすい 地中海沿いだし暖かそうでのんびり過ごせそう(今年に限り外れ ^^;;) サクラダ・ファミリアを是非とも1度訪れてみたい ご飯が美味しそうで1都市1週間滞在でも飽きがこなさそう あわよくばサッカーも観れる 世界遺産が盛りだくさん マドリッドには1度行ったことあるので、ほんのちょっと慣れている スリとか治安がちょっと気になる クロアチア 街が美しい クロアチアを訪れたことある知り合いからもすごく良かったと聞いている 周遊じゃないと飽きてしまいそう 予備知識、思い入れが0に近い チェコ クロアチアと同じ ミュシャ美術館がある(けどもスラブ叙事詩等が根こそぎこのタイミングで日本に来てる…) フランス 大統領選も近かったので厳戒態勢(心配した通りパリで発砲事件あり) オランダ 残念ながらディック・...